石川県野々市市のお客様の点検に行ってきました。2012.3.7
補助金の申請手続で、石川県野々市市のお客様の点検に行ってきました。
稼働状況をチェックしましたら、非常に長い時間、電圧上昇による出力低下が見受けられました。
通常、太陽光発電システムを設置されたお宅で、設定されている電圧は系統の電圧(外の電圧)よりも少しだけ高く設定されています。したがって、発電して自宅で使い切れなかった電気は、電圧が低い外に流れて行き、お隣やそのまたお隣で使われているのですが、何らかの原因で、系統の電圧が高くなると、電気を外に流す事が出来ないので、パワコンの出力が低下してしまい、電気が売れない状態になってしまいます。
この様な状態が続いた場合は、電力会社に報告、調査の結果、必要がある場合にのみ、設定電圧の変更等が認められます。
今回のケースは、出力低下の時間がとても長く、3時間も出力が低下しているケースがあり、すぐに北陸電力に連絡したところ、柱上トランスにセンサーを取付、調査して貰う事になりました。
調査の結果は、また報告したいと思います※。
※調査の結果、電力側の設備変更を行って頂きました。2週間程度経過観察したところ、異常が見られなくなりました。