石川県小松市のお客様の点検に行ってきました2020.12.25
令和元年7月に太陽光発電システムを設置されたお客様の定期点検に行ってきました
今回の点検は第二回点検です。
お客様の太陽光発電システムは、10.125kW 西・東面 傾斜角4寸 シャープ(NQ-250AG)×45枚の余剰接続です。
最初に、太陽光パネル・パワーコンディショナを弊社の点検表に従って確認させていただきましたが、特に目立った傷や汚れなどはなく、パワーコンディショナーにも異常作動音や外観の問題はありませんでした。
太陽電池モジュール シャープ(NQ-250AG)
パワーコンディショナ シャープ(JH-55GB3、JH45HB3)
次にエラー履歴を確認しました。モニターにはエラー履歴・電圧上昇・温度上昇といった履歴が残っているので、これを確認し、重大な問題が発生していないかをチェックします。
F07は停電により、パワ-コンディショナが停まった履歴です。点検では、ブレーカーを一度切り、自動で回復するか確認します。日付が前回の点検日でしたが、これは点検のために自動で回復するか確認したもので、故障ではありません。
次に発電量です。
弊社では、お客様に上記のような発電予測したシートをお渡ししています。
ここでは、予測した年間の発電量、最近の晴れた日における一日の発電量、及び当日のお昼頃(11時~12時・1時間)の発電量を記載しています。
そうすることで、予測した発電量と実際の発電量を比較することができ、システムが順調に稼働しているかどうかの目安にして頂いています。
発電開始から点検日までの発電量は、10,465kWh(予測 9,691kWh) 予測より774kWh多い結果になりました。また、直近の晴天時における発電量は、30.0kWh(予測 48.5kWh)で予測より18.5kWh少なく、お昼頃の一時間の発電量は、4.9kWh(予測 6.8kWh) で、予測より1.9kWh少ない結果でした。
冬季は日射量の少なさや天候の悪さといった理由により、どうしても発電量は少なくなります。そのため直近の発電量は予測を下回る結果になりましたが、発電開始から1年間の総発電量では上回っていることから稼働は順調であると判断できます。
お客様にもそのようにお伝えし、今回の点検を終了させて頂きました。