省エネルギーセミナーに参加してきました。2010.9.15
今日は、北陸電力さん主催のエネルギー活用セミナーに参加させて頂きました。
朝9時半から夕方4時半まで、省エネに関する色々な研修内容で、まさに盛り沢山でした。
なかでも興味深かったのは、デマンド監視による省エネルギー提案というものです。
工場などの電力基本料金は、
「契約電力=最大デマンド」
つまり、当月及び過去11ヶ月におけるピーク時の需要電力(30分間の平均値)、一年間のたった30分間の電気使用状況によって、基本料金が決まります。
弊社では、砕石プラントを保有しておりますが、こちらはその電力のグラフです。
対策を講じる以前のものです。冬場の稼働していない時期にも、この基本料金を負担しており、これを削減するため、機械の起動する時間をずらすことにしています。これはピークシフトという対策です。
また、電気の使用量が著しく多い時、機械の稼働を抑制することをピークカットといいます。高圧に連携する太陽光発電システムのメリットとして、このピークカットも上げられます(日中にピークがある場合)。
電力の使用状況履歴は、北陸電力さんに連絡すると発行して貰えると思います。分析されてみてはいかがでしょうか。
これらの対策を効率的に行うため、電気使用量を見える化し、抑制目標を設定できる監視モニター装置を設置、これを管理するというものが、デマンド監視システムです。
この説明は、北陸電気保安協会の方がされていましたので、興味のある方はお問い合わせされると良いと思います。
他にも、ヒートポンプ式空調・給湯、LED 、節水など、非常に参考になる研修会でした。
ご説明頂いた講師の方々、お世話頂いた北陸電力の皆様、本日はどうもありがとうございました。