一ヶ月点検をさせて頂きました。2010.9.10
7月末に連携完了された、お客様のシステムを点検させて頂きました。
モジュール、架台を目視にて確認
パワコンについても、目視確認。ともに異常ありません。
発電状況を確認させて頂きます。
8月の発電予測は334.0kWh、発電実績は454.5kWh、対比124%です。今年の八月は例年に比べて、晴れの日が多く、発電予測に比べて2割増し程度を目安としていましたが、順調に発電しており、問題ありません。
8月の消費量も確認させて頂きました。今年の夏は、非常に暑かったこともあって、エアコンをかなり使用されたとのことです。
売電率(売電量/発電量)が予測より低かったので、余剰電力の買取制度のメリットが薄くなっていること、日中の消費電力が大きな機器(エアコン、冷蔵庫等)の見直し、節電、モジュールの増設について、お話させて頂きました。
エラー履歴のチェックも行います。停電があったようですが、問題ありません。
電圧上昇抑制履歴の確認です。1分未満の履歴が2回有りますが、影響はほとんどありません。
こちらを簡単に説明しますと、系統側(北陸電力側)の電圧は、近隣で電気をたくさん使うと下がりますし、あまり使わないと上がります。
系統側の電圧が、ご自宅のパワコンの設定値より上がった場合には、パワコンの稼働が抑制され、発電量が低下します。
ご自宅側の電圧は、系統側の電圧より若干高くなるように設定されるのですが、この設定値に問題が無いかを確認いたしました。
仮にこの抑制履歴が、長い時間で、頻繁に起こっているようであれば、お客様の損失が大きくなりますので、北陸電力に報告し、設定値の変更について協議させて頂きます。