地球は、太陽からのエネルギーで暖められ、暖められた地球から宇宙に熱が放射されています。
この熱を大気中に含まれる温室効果ガスが吸収し、地表に戻していることで、
地球の平均気温は15℃と生物が生きるのに適した環境に保たれています。
温室効果ガスの約95%が二酸化炭素とされていて、人間がおこなってきた森林伐採・環境破壊と密接に関係しています。
しかし、この温室効果ガスが増えすぎてしまい、地球の温度が上がり過ぎてしまうという現象が
顕著に見られるようになってきました。
20世紀中、地球の平均気温は0.7度上昇したといわれており、数字は小さく見えてもこれが地球規模で
起こっていることは、とても深刻な事態なのです。
これが地球温暖化と言われる現象です。