支持瓦と呼ばれるアルミ瓦に入れ替える工法では、ラインナップ以外の瓦屋根では施工できませんので、そういった場合はこちらの工法を採用することになります。
この工法の最大のポイントは、屋根瓦に穴を開けて、施工することです。従って、瓦の寸法や形状にかかわらず、強度が不足するセメント瓦といった一部の瓦(施工時に瓦の上を歩いた際に割れてしまう恐れがあるので、弊社ではお断りしております)を除いて、ほとんどの瓦屋根での施工が可能となります。
また、支持金具が野地板に直接固定されているため、モジュールや架台の重量が屋根葺き材にかからないため、屋根瓦に優しい工法です。
いったん瓦を取り外し、屋根から降ろして、所定の位置に穴を開け、防水処理をした後、金具を取り付けるといった施工手順となりますが、このように手間がかかるため、若干割高になりますし、施工性の良否が問われる工法と言えます。