- ・お客様:T.Y様
- ・お住まい:石川県白山市
- ・設置面:西面
- ・屋根形状:片流れ
- ・システム容量:5.54kW
- ・メーカー:シャープ
西面(NQ-198AC× 28枚)
パワーコンディショナ(JH-55FC3P)
こちらのお客様のご要望は新築で太陽光をご検討との事でしたので、お客様には以下の3プランをご提案させて頂きました。
①スタンダードタイプの単結晶モジュールを使用して、初期投資額がお安くなり、回収年数がより短くなるプラン
②高性能なブラックソーラーを使用して、初期投資額は少しお高くなるが、20年間の経済効果純額が大きくなるプラン
③東・西面にモジュールを合計10.78kW乗せ、初期投資額はプラン①・②よりも高なるが、全量買い取りになり20年間の経済効果純額が一番大きくなるプラン
今回のお宅は、東面の軒下が玄関で、西面の軒下からすぐが隣家との境界線になるので雪を落とすわけにはいけません。
このような場合は雪を落とさないようにする対策が二つあります。
対策①は、軒先に十分なスペースを確保する方法。この方法ですと、既存の雪止めが機能しますので雪が落ちなくなりますが、スペース確保のため設置モジュールの数が少々少なくなります。
対策②は、モジュールの上に雪止め施工をする方法。この方法ですと、雪はモジュールに設置した雪止めに止まるので、対策①より多くのモジュールを載せることができますが、雪止めを付けるのに追加工事が必要となるので、費用が多く掛かります。
今回のシステムは、プラン①・②が対策①、プラン③が対策②となっております。
上記のプランをお客様に説明致しましたところ、プラン③ほどの大きな投資を考えていないとのことで、プラン①・ブラン②のどちらかということになりました。
この二つのプランを試算した結果、予算内でより多くの経済効果得られるプラン②が採用されました。