施工事例

ND-190AB (北西面× 96枚）

パワーコンディショナ（JH-G1C3P）

こちらのお客様は、出来るだけ多くのパネルを設置したいとの事でしたので、スタンダードタイプのシャープ・ND-190AB(多結晶)を使用して、初期投資額を安く抑えることができるプランを提案させていただいた結果、96枚設置することに決まりました。

たくさんのパネルを設置する場合、弊社では落雪対策と保守点検出来る様に、すべてのパネルを繋げて配置するのではなく、3段4列×8個所で設置します。

全部つなげて設置すると、雪が大きな塊として落ちてしまう可能性があるのと、お客様の屋根は緩い勾配なので、パネルを全部繋げて配置すると、ある一定の場所に雪が留まってしまい、溜まった雪の重みでパネルが破損してしまいます。
落雪対策は、落雪の勢いを削ぐことを目的としたもので、雪が全く落ちなくなる訳ではありません。

3段4列の区間で設置した時に、ある程度のスペースを確保したのは、設置後にパネルの不具合を見つけた際に、対応出来る様にしたものです。
パネルをすべて繋げた状態で設置すると、真ん中でパネルが壊れて交換しなければならない状況の場合、その壊れたパネルだけ取り外すことはできません。そんな状況でもすぐに対応できるスペースでもあります。

テレビアンテナが屋根の上にありましが、パネルを載せる際、配置に支障がでるため、お客様のアパート側面に移設させて頂きました。

今回、パワコンが道路側の目立つ位置にあり、パネルからパワコンまでの配線が気になってしまいます。そこで、耐久性のある金属のスリムダクトカバーを設置し、見栄えも良くさせて頂きました。

今回、お客様の太陽光システムを設置する場所はアパートなので、事前に住人の方々への工事によってご迷惑をお掛けする説明をチラシにて案内をしました。