- ・お客様:M.K様
- ・お住まい:石川県白山市
- ・設置面:南面
- ・屋根形状:切妻
- ・システム容量:5.95kW
- ・メーカー:シャープ
南面(ND-170HB× 35枚)
パワーコンディショナ(JH-55FD3P)
今回のお宅は積雪2m地域であり、また軒下がカーポートになっていて雪を落とすわけにはいかなかったので、積雪・落雪対策をした3つのプランをご提案させていただきました。
プラン①は、耐雪仕様であるモジュール(ND-170HB)を使用し、軒先を空けることで既存の雪止めに雪を止めさせるプランで、初期投資が1番安いですが、乗せてあるモジュールの枚数が少ないので、得られる経済効果が少なくなってしまいます。
プラン②は、プラン①と同じモジュールを使用していますが、軒先限界までモジュールを設置し、モジュールの上に雪止め施工をすることで落雪対策をしているプランで、プラン①よりもモジュールの枚数が多いので経済効果は大きいですが、雪止め施工が必要なので初期投資金額が上がってしまいます。
ブラン③は、パナソニックのモジュールを支持点を増やして配置することで積雪に耐えられるようにし、プラン①と同じように軒先を空けることで落雪対策をしているプランで、モジュール1枚あたりの発電量が多いのでプラン①と同じくらいの設置面積でより多くの発電できますが、初期投資金額も支持点が多いなどのことがあり、一番高くなってしまいます。
上記のプランをお客様に説明しましたところ、初期投資が高くてもよいので雪止め施工をして雪が落ちないようにし、また経済効果が高いプラン②が良いとのことでしたので、このプランを採用させて頂きました。