- ・お客様:K.T様
- ・お住まい:石川県金沢市
- ・設置面:南南東
- ・屋根形状:切妻
- ・システム容量:5.83kW
- ・メーカー:シャープ
南面(NQ-220AE× 23枚,NQ-155AE× 5枚)
パワーコンディショナ(JH-55FC3P)
こちらのお客様のご要望は既築で太陽光をご検討との事でしたので、お客様には以下の2プランをご提案させて頂きました。
①スタンダードタイプの単結晶モジュールを使用して、初期投資額がお安くなり、回収年数がより短くなるプラン
②高性能なブラックソーラーを使用して、初期投資額は少しお高くなるが、20年間の経済効果純額が大きくなるプラン
プラン②に関してですが、今回のお宅では通常のブラックソーラーのみを乗せた場合、モジュールが23枚しか乗らず、またぎりぎりあと一列乗らないという状態でしたので、余ったスペースも多く存在しました。
ブラックソーラーの利点は、単結晶モジュールよりも小さな面積で多く発電するといったものなので、今回のように屋根に余ったスペースが多い場合ですと、その利点が生かしにくいです。
ですので、今回は通常のブラックソーラーにハーフモジュールを追加したプランを紹介させて頂きました。
ハーフモジュールとは、発電量は小さいですが通常のブラックソーラーの約半分のサイズしかないモジュールです。
今回はモジュールがぎりぎり一列乗らないといった状態ですので、ハーフモジュールでしたら問題なく一列増やすことができ、屋根に余ったスペースがほぼない設計になりました。
その結果、プラン①では4.51kWの発電量に対して、プラン②では5.83kWの発電量と、設置面積はほぼ同じで、発電量は1kW以上多いといった試算となりました。
お客様に上記の2プランをご説明しましたところ、せっかくだから多く発電してほしいとのことでしたので、プラン②が採用されました。
今回のお宅では、モジュール設置面の軒下が隣家との境界線になっていたので、雪が隣の敷地に行かないように雪止め施工をさせていただきました。